歯周病は初期にはほとんど自覚症状が現れない病気ですが、歯科医院で適切な検査を受けることで、診断することができます。
歯周病検査の1つに、「プローピング検査」があります。ポケットプロープと呼ばれる先の丸くなった探針で歯周ポケットの深さを測定し、深さが3~5mm程度の場合にはすでに歯周ポケット内に歯周病菌が繁殖していると考えられますので、本格的な歯周病治療が必要となります。
そのほか、歯槽骨がどの程度まで破壊されているのかを確認する検査もあります。ピンセットで歯のぐらつきを調べるほか、レントゲンにより骨の状態を撮影するなどの検査を行います。